勾玉の診断方法
私達は生年月日や占いの類ではない独自の方法で高い精度の診断を行っています
石選びに診断が必要な理由
金運が上がるブレスレットはなぜ効かないのか?
雑誌の広告等でよく見かける金運の上がるブレスレット。
身につけた方が皆お金持ちになったりする事はありません。
そうならないのは何故なのか?
勾玉(石)は他力本願的な願いを一方的に叶えてくれる物ではないという事と、今その時その人に必要とされている石の種類ではない、つまり合っていないのです。
石の力を借りるには適切に自分に合った石を身につける事が非常に重要となります。
自分に合った石を見つけるには?
的確に合う石がわかるかどうかは保証できませんが、信頼できるお店でよく相談して買うのがやはり一番だと思います。
ファッション性のみを重視する方であれば見た目だけで選んでも十分楽しめると思いますが、何かしらの効果を期待するのであれば、お店で並んでいる吊るしのネックレスやブレスを願望で選ぶのではなく、店員さんとよく相談して候補を出してもらってから、最後は直感で選んで買うのが良いと思います。
良いお店は石の組合せなどもしっかりアドバイスをしてくれますが、話すうちにどんどん高い品を勧めてくるような所には気を付けて下さいね(笑
このセクションでの結論は、ちゃんと技術知識をしっかり持ち、出来れば個別診断をしているお店での石選びが必要だとご理解いただけたと思います。
その石が合う合わないはどうやって判断?
良い物に触れると筋力が上がる
例えば火のついたライターを人の手に近づけると熱や危険を感知し反射的に手を引込めます。この人間の反射を応用したテスト方法が存在します。
難しくいうと「錐体外路系という筋肉を制御する中枢の無反射護身反応を利用した診断法」となりますが、ここではその説明を割愛いたします。
その人に良い効果をもたらす物(石でも食べ物でも薬でも)に触れていると、指や腕や足の力が僅かですが強くなります。
反対に悪い物に触れると普段の力よりも弱まるのです。
これを確認するテストを私達は
筋反射テスト
と便宜上呼んでいます。
種類としてはいくつかあり、アプライドキネシオロジー(1964年ジョージ・グッドハート氏発表)から幾つか派生して存在しています。
その中でも有名なOリングテストは耳にした方も多いのではないでしょうか。
(この正式名称Bi-Digital O-Ring Testはニューヨーク在住の日本人医師大村恵昭博士が考案1993年に米国特許を取得している医療現場で実際に運用されている検査方法です)
これらを総称して私達は「筋反射テスト」と呼んでいます。
私達はひとつの方法に偏らず、その方の状態に応じてテスト方法を選んで診断を実施していますが、ここではイラストなどを使って一番説明のしやすい、手指を使った筋反射テストで紹介をして行きます。
通常時の筋反射テスト
まずは対面診断時(診断者と被検者がいる)場合
被検者の方にOKサインを作ってもらいます。イラストは左ですが左右どちらでも構いません。
先に何も検査対象を乗せないで診断者がこの輪を外側に引っ張り、それが開く事を確認します。
この時は結構簡単に輪が外れます。
次に反対の手に検査をしたいものを乗せます。
そしてこの状態でもう一度診断者が被験者の指の輪を引っ張ります。
すると合う石を持った時はいくら引っ張っても輪は外れず、逆に良くない石を持った場合は何も持たない時よりも力が入らず簡単に輪が開いてしまうのです。
ひとりだけで行う筋反射テスト
被検者不在(ネットからの診断依頼)や自分自身を診断する場合
左手をOKにして手のひらに検査したい物を乗せます。
私の場合は力の入り具合と判別しやすさから親指と中指を使っています。
そして差し込んだ右手の指で外側に開きます。
画像では輪が開いた形のみですが、合っている石を持った場合は輪がカチカチになり、がんばっても外れません。
この様にしてひとりしかいなくても、自分自身やその場にいない人の筋反射テストができます。
「何故?本人の反応しかない筈では?」そう疑問を感じると思いますが、自分以外を診断する場合はある仕掛けと、繰り返しテストを行い熟練した技能と鋭敏な指先感覚があれば可能となるのです。
詳しくは後の「本人がいなくても診断ができる」で紹介いたします。
そして最後に注意が必要な事は、筋力が上がっている上がっていない(合っている合っていない 効いている効いていない とも言えますが)は、0か1の白黒判定ではなく段階がある点です。
私達はそれを以下の様に定義しています。
わかりやすく管理上明確なので5段階としていますが、私はコンマ5刻み(3.5とか4.5の様に)で感じ取れる様に感覚を研ぎ澄ませて診断を行っています。
※2018/11/15追記
現在では更に効きの強い評価5のランクを細分化し、強い順から5+、5、5-とした計7段階のランク付けを行っております。
本人がいなくても診断ができる
では対面ではなくインターネットからの診断依頼や、事情でご本人とお会いできない場合はどうしているのか?
実はこの筋反射テストは、ご本人の情報(お名前や写真、頭髪等)があれば、代理の方で反応を見ることができます。
これは代理テスト(サロゲートテスト)と呼ばれており、寝たきりのお父さんに合う石を診断希望されるご子息や、ご本人に内緒でプレゼントとして勾玉を購入されたい場合等、意外にこの方法を採るケースは多いのです。
先程の筋反射テストに簡単な細工をします。
付箋などの紙に診断したい方の名前を書いて、候補の石と一緒に手のひらに乗せ、同じように筋反射テストをするだけです。
これで代理の方の反応ではなく書いた名前の方の反応を診ることができます。
しかしインターネットでの依頼ではご本人はもちろん代理の方すらいません。
その場合も同じようにご本人の情報があれば私達テスター自身が代理となり一人だけでテストをすることができます。
代理の方がおられる時と同じでお名前を付箋で張りソロOリングでテストをします。
「本当なの? こんな方法で」そう感じるのは無理もありません。(最初に知った時は私自身も信じられませんでしたから(笑))
実験、検証、統計、研究研究!!
うるさいくらいに当サイトでこの活字を使っている私達が、この方法についても実証実験と検証をしていない筈がありません。
それを簡単に紹介します。
代理テストの有効性を検証
良い反応が出る石が全く違う3人、A・B・Cさんに、また全く違う石が合っているPさんの名前を書いた付箋を手に貼り付けて筋反射テストを行いました。
するとA・B・Cさん全員がPさんに効く石で筋力が上がり、元々自分たちに合っていた石は全然効かなくなりました。
そして付箋を外すと元通りA・B・Cさん本人に合っている石で筋力が上がります。
付箋の名前を入れ替えて、誰がどの人の名前を身につけても、その情報元の人のテスト結果になり、情報を外すとその人本人のテスト結果に戻りました。
これ以外にも私達自身や協力者の方々にお願いして、何度となくテストを重ねていますが、この法則がブレる事はありませんでした。
そしてこの方法を実際の診断に投入してから膨大なテスト結果を得ていますが、おかしな結果になることはなく有効性が実証されていると私達は考えています。
私達は研究を重ねたこれらの方法、技術を使い、お客様ご本人との対面診断はもちろん、ご本人不在での診断や、インターネットからのご依頼であっても対応を可能にしているのです。
最後に
いかがでしたか?
ここでは特に合う石をどうやって見分けているのかを主に紹介してきましたが、実際には石の知識はもちろんの事、お客様の状況を聞き取りする時のヒアリングやカウンセリングの技術、そして診断によって出てきた石をどのように組み合わせて身につけていただくのか?
診断に必要なファクターや色々なエピソードは到底ここでは書ききれません。
それは今後ブログ記事の各カテゴリーで肉づけを行い、皆様の勾玉(石)ライフに参考となるお話を続けて行きたいと思います。
そして皆さんに注意していただきたいのは、インターネットでもよく「Oリングテストで自分に合った石を見つけよう!」の様な記述がありますが、そんなに簡単にできるようになる代物ではないという事です。
ご自分をテストする時はもちろん、他人の診断には反応がわかりやすい方、そうでない方、ごく微妙にしか筋力があがらない方等を、敏感に感じ取る必要があり一定以上の経験と技術が不可欠です。
そして当店の診断をお受けいただいたお客様もどんどん増え、相当数の実績データがあるにも関わらず、もっと診断方法には改善の余地はないのか? 人の手ではなく機械で筋力UPを数値化できないのか?等
この筋反射テストの事だけでも研究は現在進行形なほど奥が深い物なのです
そして私達はまがたまWORLDのフィロソフィーに沿って今後も様々な研究を続けて行きます。
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私達は独自の診断技術に自信を持ってはおりますが、医療行為ではない点と、石を持った時の効果を保証する物ではありませんので、ご理解の程お願いいたします。
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一度合う石が見つかっても、今後あなたの心理状況や外的要因の変化により、効果が見込まれる石が変わってくる場合もよくありますので心に留めておいて下さい。